平成28年9月6日(火)13時30分より会員22名の参加のもと、標記の研修会を実施しました。
第1部は彦根市情報政策課の古川達也氏より講義頂き、マイナンバー制度について学びました。制度導入の目的は三つあり、①国民の利便性(行政手続きを簡単に)、②行政の効率化(無駄なく正確に)、③公平・公正な社会の実現(給付金不正受給防止他)にて実施されています。
個人番号カードを受け取るまでの手順を教えて頂き住民基本台帳カードを既に作っておられる方はマイナンバーは作らなくてもいいという事でした。マイナンバーカードは強制ではなく希望者のみで、義務付けられてはいないとの事でした。
第2部は「特殊詐欺」をテーマに滋賀県消費生活センターの相談員、清水ひとみ氏に講義頂きました。まずはチェック形式の「心理テスト」で各自、消費者トラブルに合う危険性の高さを確認。電話勧誘、訪問販売の時ははっきりきっぱり断る!ことが大切です。
次は企画・広報委員4名が檀上に上がりマイナンバー制度に便乗した不審な電話のやり取りを事例に寸劇を実施。「市役所です、あなたのマイナンバー情報が洩れています」と電話がかかっても落ち着いて「警察や消費生活センターに相談します」と電話を切り行政機関に確認することが大切と学びました。
又、身に覚えのない架空請求にも注意。無視して証拠(はがき、電子メール等)を保管し、県消費生活センターへ相談し、相手と連絡を取らないようにして下さいとの事です。特殊詐欺はオレオレ詐欺、還付金詐欺、金融商品取引詐欺等々、多種多様で悪質・巧妙、被害額も年々増加しています。今一度不審な電話、メール、はがきが来たら落ち着いて対処していきたいものです。