台風18号の接近で10月5日から延期になり、10月17日午前8時30分に商工会議所をバスで出発し、一路湖南三山に向かいました。初めて向かうお寺へ期待を膨らませつつ、和気あいあいの車中で、日頃の仕事や家庭のことで、話に花が咲きました。
以前に日野町の藤の寺への研修にも参加させていただきましたが、あの時は途中から小雨模様でした。
天台宗の2寺院は共に本堂が国宝に指定されており、優美な曲線を描く様は、平安時代から南北朝時代と、年代は異なるものの、古き日本の美をしっかりと感じさせてくれるものでした。紅葉が始まった境内で、「また来たいね」と言いつつ、長寿寺の奥様(彦根ご出身)から心温まる法話を承り、日頃の自分の生活を振り返らせていただきました。
東海道五十三次石部宿会席の昼食で懇親を深め、一路、永源寺へ。永源寺もみじ園では研修の一環として「こんにゃく作り」を体験しました。日頃何気なく食卓の脇役として控え目なこんにゃくですが、すき焼きのお供に、おでんの具に欠かせない食材です。
まずはこんにゃく芋を煮て、練って練って型にはめて、お湯で湯がく、結構な力仕事でしたが、「My こんにゃく」を作って満足でした。それ以来、スーパーに行ってこんにゃくを見ると「キミも頑張ってるね」と声をかけたくなります。
秋の1日、心に残るお話しとこんにゃく作りで楽しく学ばせていただきました。感謝です。
辻事務所 辻 真理子