女性会では9月7日、平和書店アルプラザ店会議室にて滋賀県人権センターの山村暁子氏をお迎えして会員20名参加のもと「ハラスメントと人権問題」をテーマに講演会を開催いたしました。
言葉のとらえ方や理解の違い、様々な立場の違いや力関係が錯綜する場所で誤解が生じ、ハラスメントはいつでも発生します。発生しにくい環境を作るには、対話をして望ましい人間関係をつくりお互いの人格を尊重することを学びました。
取組の基本としては、早めの対応が必要で関係当事者の対話による関係修復を目指すこと。身近に相談できる人が一人でもいれば状況が大きく変わります。
自分の考えを話し、人の意見をよく聞き相手を受け入れる姿勢が大切です。AIと会話をする時代ではありますが、思いやりのある対話をすることこそ必要だと、今回ハラスメントの講義を受けて改めて対話の重要性を学びました。
〇ハラスメントを防ぐ組織の取り組み(個々の権利としての人権を保護する取り組み)
- トップのメッセージ(トップの姿勢)
- 就業規則の整備(関係規定をつくる)
- 事実把握
- 研修・啓発
- 相談体制の整備を迅速・適切な対応
〇ハラスメントを防ぐ個人の取り組み
- 職場で望ましい人間関係をつくる
- お互いの人権を尊重し認める