見聞を広め、学びを深めた視察研修旅行
今回の研修委員会企画による視察研修旅行は、平成30年10月16日に会員21名が参加し、大津市の滋賀県危機管理センターと世界遺産の比叡山延暦寺を訪ねました。
最初に、地震に対する備えや災害発生時の対応についての研修のため、平成28年1月に新設された滋賀県危機管理センターを訪問しました。前段の座学では、災害発生前・発生時・発生後のそれぞれの対策について、自助・共助の大切さを教えていただきました。後段の視察見学では、施設の免震装置の仕組みや、危機事案発生時に直ちに対応するためのオペレーション室や災害対策本部の状況を見学しました。学びを深めた私たちは、自分たちに出来ることを自ら見つけて、まず行動を起こすことの必要性を痛感しました。
第二の目的地の比叡山では、世界文化遺産にも登録されている延暦寺の拝観と、比叡山ガーデンミュージアム散策のグループに分かれて行動しました。延暦寺では、国宝の根本中堂が平成の大改修中で、工事の進捗状況を目の当たりにすることができました。ご法話では、1200年もの長きにわたり法燈を守り続けてこられたご苦労と有り難さに感じ入った時間でもありました。
今回の研修旅行では多くの学びを得られたことと共に、参加の皆さまとの親睦を深められましたことに感謝申し上げます。
研修委員会 馬場 和子