講 師:パナソニック㈱アプライアンス社ビューティ・リビング事業部
彦根工場 工場長 木ノ内 理博 氏
テーマ:「経営責任者を育てる~国内工場のマザーとしての役割のために~」
平成31年3月18日、当所創立80周年に伴う女性会事業の締め括りとして標記講演会を開催、女性会・青年部会員や今後事業を継いでゆかれる立場の方にお越しいただき、総勢32名と多くの出席を頂戴しました。
事業の経営責任を担う人材に必要な力について、専門力はもとより土台としての人間力、その上に経営推進力、ビジョン構築力、事業観とピラミッド型の図で示され、それぞれの目指す姿を教えていただきました。
木ノ内様の長としてのお人柄と深い学びに触れ、中でも変化が組織を活性化させること、そのためにも人を動かす説得力と導入力を磨くことが大切とのお話には、組織の規模は違えど、はっとさせられるところがありました。
パナソニック㈱には「全社モノづくり主事塾」という仕組みがあり、国内拠点工場長が指導者(塾頭)となり木ノ内様も塾頭として、各職場から推薦された経営責任者(部長・課長)を目指す少数精鋭の若手社員とともに一年間、国内外で活動されているお話もお聞きしました。
木ノ内様をはじめ各塾頭の元で学ばれた皆さんが、生き生きとそれぞれの分野で活躍され、また部下を育てられ、そうして次につなげてゆかれること、素晴らしい取り組みと感じました。
本来であれば聞くことのできないお話で、大変貴重な機会を頂戴しましたことを、私共の大きな糧として今後の事業経営に生かしていきたいと思います。
講師の木ノ内氏